
豊光設備にはいつ入社しましたか?
2007年、22歳のときです。
      
――お仕事の内容は?
        マンションや工場などの施設の設備工事をしています。
        実際の現場で施工作業をするのが仕事です。
        最近は、老人ホームの増築・改修だったり、マンションの新築工事に携わりました。
  
      
――この仕事の喜びを、どんなところに感じますか?
        僕たち設備屋は、現場に最初から最後までいることが多いんです。
        まったくの更地のときから、完成にいたるまでです。
        マンション、工場、病院、さまざまな公共施設など、大型の建築物が実際に完成していくまでを、最初から最後まで見ていられること、自分が携わったんだぞと思えることですね。
  
      
――入社して8年がたち、自分が成長したなと思うことは?
        入社したころは、言われたことをこなして、時間がきたら帰ればいいと思っていました。
        でも今は自分で考えて、「こうしたらどうですか」ということを言えるようになりました。
        知識や経験が増えるにつれ、仕事そのものに前向きになってくるんだと思います。
        やりがいとか楽しさを感じられるようになっていきました。
  
      
――いろいろな知識や経験が必要なんでしょうね。
        2級管工事や、下水、給水装置に関する資格を取りました。
        家に帰ると子どもがじゃれてくるので、勉強は休憩中にしていました(笑)
        勉強は好きじゃないですけど、仕事に役に立つと思って、がんばりましたね。
  
      
――以前はどんなお仕事をしていましたか?
        高校を卒業して、車関係の工場で3年働きました。
        高校が普通科だったから求人がそこしかなかったんです。
        工場のラインで、ずっと同じ作業の繰り返しでした。
  
      
――豊光設備に入り、苦労したことはありますか?
        最初は未経験でしたから、何もわからずにミスをすることもありましたね。
        でも、怒られたことはあまりないですね。
        ミスをしても最終的にみんなが助けてくれます。
        いちばん苦労したのは、入ったばかりのころ、材料が重くて持てなかったことです(笑)
  
      
――今いちばん幸せな瞬間は?
        一日の仕事を終えて、家に帰ってビールを飲みながら子どもたちとじゃれているときですかね。
        昨年マイホームを建てたんですけど、やっぱり家族との時間がとても幸せなひとときですね。
  
      
――就職活動をしている方に一言お願いします。
        最初はそんなに難しく考えなくても大丈夫です。
        僕も最初は右も左もわからなかったけど、ここの仲間はあったかいので、皆がていねいに教えてくれます。
      そして、そのうち自分で仕事を覚えて、ひとつずつやれることが増えていくようになると、きっと楽しくなってくると思います。